『地球の歩き方 千葉』に出会って、娘と「千葉県54市町村 電車旅」をするに至った話

千葉県内54市町村 電車旅
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2024年10月12日より、千葉県内全54市町村の電車旅を開始しました。
毎週千葉県内のいずれかの市町村に、電車とバスなどの公共交通機関で出かけるというものです。

「なんで、そんなこと始めようと思ったん?」と思われましたか?
『地球の歩き方 千葉』に書店で出会ったからなのですが、その詳細を書いていきたいと思います。

前提

まず先に、経緯に関する前提条件を書いておきます。

2024年10月のインパ時。この日二回目のグリーティング。

2021年生まれの女の子。

【好きなもの】

  • ミッキー
    大好き過ぎて、2024年(10月現在)はランド・シー合わせて5回行っています。
  • 遊園地
    メリーゴーランドを始め、コーヒーカップやジェットコースターに何度も乗りたがります。

  • お母さんといっしょの歌をいつも口づさんでいます。
  • 散歩
    ただし、暑くない時期に抱っこにて…。
  • 沖縄
    沖縄と言うより、プールや海、大型遊具のある公園が好きなのかも。
  • アイス
    最近はチョコアイスが好き。なぜか31はあまり好きではない。
  • 抹茶
    甘いものが好きな一方で、大人でも渋いと感じる本格的な抹茶も好きです。
  • きなこ、ロールケーキ、海苔、白ごはんetc…

以下「千葉県内54市町村 電車旅」に関連する前提です。

  • 電車が大好きで、ほぼ毎日「電車乗る!」と主張
  • バスも比較的好き
  • 乗れればOKで、行き先にこだわりはなさそう
  • ただし、じっと座っているもの(映画とかプラネタリウムとか)は好きでない

私に関してはプロフィールをご覧ください。

4n5(しんご)

娘を溺愛するミドサーパパ。

【キャリア】
大学在学時に、家業が倒産し中退。
派遣社員として携帯ショップに勤務後、正社員となり不振店舗の立て直しに従事。
その後、株式会社一休に転職し、一貫して一休レストラン事業本部に所属。
3年目には新規事業本部にも兼任で所属し、事業部長として一休ふるさと納税サイトを立ち上げた。
4年目には一休レストランの事業本部長に。
2024年10月に退職し、地方創生系のスタートアップにジョイン。

【ランニング】
2023年10月より、ダイエット目的で17年ぶりにランニング再開。
中高では陸上部の中距離専門。
今はマラソンサブ3目標で、月間走行距離300~400km。
ハーフのベストは1時間22分。

【沖縄】
沖縄が好き過ぎて、20歳の頃から毎年沖縄詣。
4歳の娘も、既に6回沖縄を経験済み。
0歳の時に、これまでと同じ感覚でホテルを選び、途中で帰りたくなるほどの大失敗。
そのため、子連れでのホテル選びをサポートできる記事を執筆中。

【読書】
年に100冊程度、気になるジャンルをまとめて5冊前後ずつ読むことが多い。

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以下「千葉県内54市町村 電車旅」に関連する前提です。

  • 娘の希望は叶えてあげたい≒毎週末電車で出かけたい
  • できれば行きと帰りは違う道を通りたい派≒異なる場所に出かけたい
  • 後悔するのが嫌い≒できるだけ下調べして、時間に対する満足感を高めたい
  • (逆説的だが)くり返し行うことは極力仕組み化し、いちいち考えなくていいようにしたい

経緯

以下のような流れで、「千葉県内54市町村 電車旅」を行うことにしました。
上記前提が絡んでくるので、何となく思い出しながら読んでいただけますと。

「千葉県内54市町村 電車旅」スタートまで
  • 2024/1
    電車でのおでかけスタート
    電車好きが高じて、埼玉の鉄道博物館や、東部鉄道博物館へも出かけました。

    成田空港に電車で遊びに行ったことがきっかけで、娘が突如電車好きになります。
    1年近く、電車はむしろ怖がっていたので驚きました。
    そこから、ほぼ毎週電車で出かける生活がスタート。

    遠方に出かけた時には、観光列車にも乗るように。

    長良川鉄道の「ながら」。運賃は激安なのに、ガイドさんの案内付きでコスパ◎。行き先の郡上八幡も楽しい。
    富士ビュー特急。山中湖のハーフマラソン出場に際し、前日入りして乗りました。
  • 行き先がマンネリ化
    柴又帝釈天。お気に入りのスポットで、10回以上行っています。近くの髙木屋老舗でアイスを食べ、山本亭で抹茶を飲むのが定番。
    都電さくらトラムに乗ってあらかわ遊園へ。

    当初は近場の電車で行きやすい場所に出かけ、楽しく過ごせていました。
    が、だんだんと同じ場所になったり、車で出かけていたところにわざわざ電車で行くように。

  • マンネリ打開のために、行き先調査を開始
    佐倉ふるさと広場の風車。
    成田山新勝寺。

    成田や佐倉、佐原などを1日散策し、その楽しさに目覚めました。

  • 2024/9
    行き先調査に疲弊

    ネットにて、以下の要領で行き先を調査していました。

    1. 電車で行けるエリアの候補出し
    2. その中から実際に行くエリアの決定
    3. 行った先で訪問する店やスポットの選定

    これらに関して、有名観光エリアの記事は豊富にある一方、その他のエリアは情報が非常に少なく苦戦。
    毎週のこの調査が大変になってきました。

  • 行くエリア決めの自動化を模索

    このような経緯で、せめて行くエリアの調査(上記の1)は避けられないか考えるように。
    「電車」×「千葉」で検索しても、有力なサイトは見つからず。
    「ガイドブックならあるかも」との思いで、書籍を探してみることに。
    大型書籍店へ。

  • 『地球の歩き方 千葉』を購入

    いくら大型書籍店でも「電車」×「千葉」はニッチすぎて、ありませんでした。
    電車に関する本は豊富にありますが、「全国」か「観光電車」かでした。

    一方の「千葉」に関しては、『るるぶ』や『まっぷる』などのガイド本が多数あります。
    ただ、有名どころに特化しているので、ネット上の情報と大差ありません。

    そんな中、帯に“全54市町村を収録”の文字が入った書籍を発見!
    それが『地球の歩き方』でした。
    『地球の歩き方』なら、ネット上で普通に探しているだけでは出会えない新たなエリアにも行けそうとの思いが湧いてきました。

    さらに、パラパラめくってみると、その市町村の歴史にまで触れている。
    ストーリー(成り立ちや文化)を知っていることで、より体験価値は高まると私は考えています。

    行き先候補が一気に54得られただけでなく、未知のエリアに出会えるであろうことにワクワクし、購入しました。

    帰って読んでいると、電車が走っているかの言及もありました。
    中には電車が通っていないエリアもあるのですが、バスも使えばいけないところはなさそうとわかり、無事54の行き先が決定しました。

  • 人口の少ない順に巡ることに

    良い書籍に出会えたとは言え、実は行き先調査3段階の「1.電車で行けるエリアの候補出し」を解決したに過ぎません。
    当初予定通り、「2.その中から実際に行くエリアの決定」も自動化したい。
    当初以下のように考えました。

    • 掲載ページ順に訪問
      →エリア(ベイエリアとか北総とか内房とか)別に掲載されているので、毎週近いエリアを訪れることになる
    • ならば、毎週エリアは変更しつつ、掲載順に訪問
      →エリアごとに市町村数が違うので、後半同じエリアを回ることになる可能性

    イマイチいい案がなく、パラパラめくっていると、市町村ごとに「人口」と「面積」に順位が書かれていることに気づきました。
    この順位に従って訪問すれば、何も考えずに次の行き先を決定できる!
    あとは、「人口」か「面積」、そして「昇順」か「降順」か。

    「人口」を「降順(下から)」にしました。
    これは割と直感で決めたのですが、あえて理由をつけるなら「知らなさそうな場所から行けそう」と感じたためです。

  • 2024/10
    「千葉県内54市町村 電車旅」スタート

    以上の流れで、人口最少の「神崎町」からスタートすることに!

ルール

「千葉県内54市町村 電車旅」を行うにあたって、以下のルールを設けることにしました。

自家用車は使わない≒公共交通機関で移動

これは、目的を忘れないためです。
「娘が電車で出かけたい」から出かけるのであり、54市町村を巡ることが目的ではありません。
場所によっては、車を使う方がはるかに早く着けるし、巡れます。
しかしそれでは、娘の希望は叶えられず意味がありません。
こういった逆転を防ぐためのルールです。

補足

「親も楽しむ」いう考え方

先述した通り、当初目的地を考えるのがだんだん大変になってきていました。
もちろん、毎回同じところに行くのであれば楽ですが、それだと私が楽しくない。

「親が楽しくない」に対して、「親になればそんなもんだ」という考えもあるかと思います。
しかし、私は異なる考えです。
親と子の楽しみは両立できます。
自分も楽しいからこそ、子供との時間を100%ポジティブな時間にできると思っています。

そのような考えも、「千葉県内54市町村 電車旅」に至る背景にあるのかなと思います。

『地球の歩き方』について

今回『地球の歩き方』を購入したのは、先述した通り中身が良かったからです。
ただ、それとは別の要因も少なからずあった気がします。

外国語学部出身

Screenshot

私は外国語学部に在籍していました。
外国語学部の学生は異常にフットワークが軽く、長期休みごとに海外に行くような人たちばかりでした。
そんな私たちにとって、『地球の歩き方』はバイブルみたいなものであり、その懐かしさがあったことは否めません。

カンブリア宮殿

私はほぼテレビを見ないのですが、2つだけ録画している番組があります。
それが「カンブリア宮殿」と「ガイアの夜明け」です。

昨年カンブリア宮殿で『地球の歩き方』が取り上げられていました。
その中で、コロナ禍で厳しい状況の中、国内版やコラボなど工夫されている姿が映されており、印象に残っていました。

アセットをうまく使った新規事業の典型だと感じました。
ご興味のある方は以下ご覧ください。

「空気感の言語化」へのチャレンジ

話が飛びますが、私は沖縄が好きです。
なぜ好きかという点に関して、「対海外」では言語化できます。
一方、「対国内の他リゾート地」ではうまく言えません。

何となく空気感が好きなのだけれど、それをうまく言い表せない。
そこに長年課題感を持っていました。

そんな時、「クリエイティブジャンプ」という書籍に出会いました。
特徴的なホテルを複数運営されている、龍崎さんの著書です。

その中で、まさしく「土地の空気感を言語化する」いう表現があり、そのヒントも載っていました。
千葉県内54市町村を回ることは、その実践にも結びつくことだと感じ、ワクワクしています。

実際、千葉県に関わらず、どんな地域にもその土地ならではの魅力があると思います。
実は2022年にふるさと納税サイトを立ち上げたのですが、その際全国を飛び回りました。
行く先々で違う空気感ながら、その魅力を肌で感じました。

そういった魅力に気づけるのは、他所者よそものです。
その他所者(よそもの)がもっとうまく言語化できれば、世に知られていない地域の魅力も知ってもらえると思っています。
将来的にその一端を担いたいとの想いもあり、その第一歩であると感じています。

SNS紹介

「千葉県内54市町村 電車旅」は「X」、「instagram」、このブログの3つのSNSで運用していこうと思っています。
使い分けは以下の通りです。

X

主に以下のような項目を、現地にて投稿します。

  • ネット上にはない、現地でしかわからない情報
  • その時に感じたリアルな感情、感想

instagram

準備でき次第、こちらにもアカウントプロフィールを追加します。

主に以下のような項目を投稿する予定です。

  • 訪問したスポットの基本情報
  • 訪問したスポットの画像や動画

ブログ

訪問エリアや、スポットのよりリッチな情報を記載していきます。

ブログがメインで、Instagramがサマリー。
Xがメイキングというイメージです。

長くなりましたが、以上が「千葉県内54市町村 電車旅」を行おうと思った経緯です。
すでに「神崎町」と「睦沢町」は行ってきました。
近日記事を公開します!→vol.1神崎町を公開しました!

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