【宿泊記ブログ】ザ・リッツ・カールトン沖縄|2歳娘と沖縄旅行(2023-12&2021-09)

沖縄ホテル宿泊記
記事内に関連広告が含まれている場合があります。

こんにちは!
沖縄が好きすぎて、20歳の頃から毎年欠かさず沖縄詣している4n5(シンゴー)です。
それから15年以上が経ち、今では妻と4歳の娘もいます。
しかし、娘が0歳の頃から変わらず沖縄を楽しんでいます。

とは言え、子連れとなるとホテル選びの基準も変わってくるもの。
大人の感覚で選んで子供がグズってしまったり、逆に子供に合わせすぎて大人がリラックスできなかったりすることもあります。
実際、僕も娘が0歳の時の沖縄旅行では大失敗し、早く帰りたくなってしまいました。
そこで、当ブログでは子連れファミリーの目線実体験に基づいて記事を書いています。

  • 「子連れでも気を遣わない?」
  • 「逆に大人がストレスを感じない?」
  • 「他のホテルと何が違うの?」
  • 「どの部屋を選べばいいの?」
  • 「気をつけることはある?」

など、宿泊前に気になるポイントを解説していきます。
では、2023年末と2021年夏に3泊ずつした「ザ・リッツ・カールトン沖縄」についてご紹介していきます。

4n5(しんご)

娘を溺愛するミドサーパパ。

【キャリア】
大学在学時に、家業が倒産し中退。
派遣社員として携帯ショップに勤務後、正社員となり不振店舗の立て直しに従事。
その後、株式会社一休に転職し、一貫して一休レストラン事業本部に所属。
3年目には新規事業本部にも兼任で所属し、事業部長として一休ふるさと納税サイトを立ち上げた。
4年目には一休レストランの事業本部長に。
2024年10月に退職し、地方創生系のスタートアップにジョイン。

【ランニング】
2023年10月より、ダイエット目的で17年ぶりにランニング再開。
中高では陸上部の中距離専門。
今はマラソンサブ3目標で、月間走行距離300~400km。
ハーフのベストは1時間22分。

【沖縄】
沖縄が好き過ぎて、20歳の頃から毎年沖縄詣。
4歳の娘も、既に6回沖縄を経験済み。
0歳の時に、これまでと同じ感覚でホテルを選び、途中で帰りたくなるほどの大失敗。
そのため、子連れでのホテル選びをサポートできる記事を執筆中。

【読書】
年に100冊程度、気になるジャンルをまとめて5冊前後ずつ読むことが多い。

4n5(しんご)をフォローする

評価概要

どんな人におすすめ?

「最高のホスピタリティと朝食、落ち着いた雰囲気」を求めるファミリーにオススメのホテルです。
理由は、言葉通りです。
人手の多さと、他社のお手本となっているリッツクオリティの接客

そして、ビュッフェの概念を超越する朝食のクオリティ
いずれも、最高級ホテルだからこそできる、お金のかかったものです。


もし華やかさを重視されるなら、同様に最高級ホテルの「ハレクラニ」がオススメです。
白とブルーを基調とした明るい雰囲気で、客層もやや若いです。
一方のリッツは、重厚な建築に、やや照明を落とした落ち着いた雰囲気。

価格は最安値でも1泊2名で10万円弱と、高額です。
しかし、旅行はそもそもストレスから解放され、非現実を味わうもの。

彼は一瞬にしてお客さまが求めていることを予想した。当のお客さま自身がそれをなにひとつ表現しないうちに。

リッツ・カールトン超一流サービスの教科書

引用した文章の通り、こちらが何かを欲する前に、ホテルの方が対応してくれるのです。
本当の意味でのノンストレスは、最高級ホテルでしか体験できない究極の贅沢です。
一度体験してみてはいかがでしょうか?

なお、二度目の宿泊時は「ふるさと納税」を活用して予約しました。
「一休ふるさと納税」は、僕自身が在籍中に立ち上げたサービスで思い入れがあります。
一度覗いていただけると、大変嬉しく思います。

上記に少しでも気になる箇所がある方は、これ以降の宿泊記を読んでご検討ください。
では詳細に入ります。

どこがおすすめポイント?注意すべきポイントは?

子連れで宿泊する際に大きく影響する点について、良し悪しをコメント付きで紹介します。
皆さんがこだわられる点を確認いただき、良さそうであればそれに続くホテルの詳細もご覧ください。

客室

初回は「カバナ」、二度目は「デラックスツイン」に泊まりました。

※「デラックスツイン」と「カバナ」共通。
◎防音性が高くとにかく静か。こちらも音を立てることを気にしすぎないで済む
◯清掃とターンダウン時の二度、タオルの交換やミネラルウォーターの補充をしてくれる
◯子供も含め、オリジナルビーチサンダルを持ち帰れる
△子連れで満たすべき以下4要素のうち2要素満たしている
 -(×)土足でない
 -(×)寝室が分かれている
 -広い(40㎡以上が望ましい)
 -風呂トイレが別or大浴場あり
※以下は「カバナ」のみ
◯客室バルコニー側から、プールに直接アクセスできる

ホテル施設

◎天井の高い重厚な建築が、滞在中常に高級感を味わせてくれる
◎プールや更衣室が常に清潔(めちゃくちゃ頻繁に掃除しているよう)
◯広大な敷地に対し客室は97と少数なので、繁忙期でも静かで落ち着いた雰囲気
◯名護市と恩納村の境界上にあり、どこへでもアクセスが良い
△高台にあるため、ビーチまで少し時間がかかる

食事

【朝食】
◎これまで食べたホテル朝食ビュッフェで、ずば抜けて美味しい。都内の高評価レストランも真っ青なレベル。
◎品数も豊富で、一品一品手が込んでいる
◯繁忙期でも待ち時間なし
【アフタヌーンティー】
◎オーシャンビュー&サンセットが望める場所にあり、景色が美しい
◯アフタヌーンティそのものの見た目も美しい
◯子供向けの食事メニューもある
◯都内ラグジュアリーホテルに比べるとかなり安い

ホスピタリティ

◎自然で落ち着いた感じの良い接し方
◎要望にできるだけ応えようと、工夫してくれる
◯先回りして声掛けしてくれる
△(仕方ないが)繁忙期と閑散期でクオリティーに差が出ている

料金

◯ホスピタリティの高さと食事の質を考えると、価格は妥当
△基本値引きはない(が、時期によってはホテルクレジット付きのプランがある)
※ホテルクレジット…ホテル内で、指定の金額分商品を購入したり、サービスを受けられる
×(寝泊まりする場所と考えると)最低価格で10万円は高い

ホテル概要

運営

「リッツ・カールトン」は、世界最大のホテルグループ、マリオットグループに属しています。
その中でも「セントレジス」などと並んで、最上級ブランドの扱いです。

リッツ・カールトン沖縄の所有権は、米投資会社のブラックストーンが2024年に取得。
それまでは、地元企業の「金秀ホールディングス」が所有していました。
リッツ・カールトン沖縄の前身、「喜瀬別邸ホテル&スパ」をオープンした企業です。

特徴

キーワードは「城(グスク)」と「迎恩(ケイオン)」です。
首里城をモチーフにした赤瓦と、白い城壁の建築。
これだけでも「城(グスク)」感は十分あるのですが、他のホテルでも味えなくはない要素です。

しかし、「グスク」は諸説あるものの、基本的には「城(しろ)」です。
城は戦いにも備えるものであり、山上など攻め込まれにくい場所にあります。
多くのホテルは海岸線沿いにあり、城の立地場所のセオリーからは外れます。

その点リッツ・カールトン沖縄は、名護湾を一望できる高台に立地します。
ホテル内レストラン「グスク」の先にあるテラスから望める風景は、まるで城守閣からの眺めのようでした。
この立地が一味違った「城(グスク)」感を醸成しています。

そして「迎恩(ケイオン)」。
これは「深い感謝の気持ち」を表す琉球の言葉だそうです。
迎恩の精神を持って、お客様をお迎えするということをホテルとして掲げています。
リッツ・カールトンブランドが掲げる「揺るぎない献身」を、沖縄らしくローカライズしている様を象徴している言葉だなと思いました。

4n5
4n5

「リッツ・カールトン」は、伝説のホテル王として有名な「セザール・リッツ」が手がけたヨーロッパの二大姉妹ホテル、「リッツパリ」と「カールトンロンドン」が由来らしいですよ!

立地

名護市の西端、恩納村との境界付近に立地しています。
那覇空港からは約70km、1時間程度の距離です。

道中のほとんどが沖縄自動車道となり、スムーズに移動できます。
許田インターで降りた後、5km弱で到着です。

コンビニや飲食店は、近隣に多数あります。
ただ、高台にあるので、徒歩でなく車での移動が基本です。

棟・客室

子連れ家族におすすめの棟・客室は?

子連れファミリーには「デラックスツイン」をお勧めします。
理由としては、スイートを除く他の客室と大差がないにもかかわらず、最も価格が抑えられているからです。

デラックスツインはベース客室ですが、それでも45㎡と十分な広さがあります。
眺望も全室オーシャンビューと公式ホームページで謳っています。
ホテル自体が高台にあるので、低層階でも十分な景観です。

そもそもリッツ・カールトンのよさは客室ではありません。
朝食やホスピタリティにこそ魅力がありますが、それはどの客室でも堪能できます。

以上から、「デラックスツイン」が最もコスパの良い選択です。

棟・客室の種類と特徴

リッツ・カールトン沖縄は棟は分かれていません。
客室は以下の通りです。

【デラックス】
フロア階層:2〜3F
定員:3名(※ただし、ネイチャービューツイン以外は2名まで)
広さ:45㎡

【ベイデラックス】
フロア階層:4〜6F
定員:2名
広さ:45㎡

【プレミアムデラックス】
フロア階層:2〜6F
定員:3名
広さ:58㎡

【カバナ】
フロア階層:1F
定員:3名
広さ:45㎡
備考:
・バルコニーにプライベートジェットバス
・屋外プールに直接アクセス

【プレデンシャルスイート】
フロア階層:?
定員:2名
広さ:105㎡

【ザ・リッツ・カールトンスイート】
フロア階層:?
定員:4名
広さ:150㎡

11歳までは添い寝が可能です(6歳からは5,000円+税サービス料がかかります)。

また、「デラックス」・「ベイデラックス」・「プレミアムデラックス」はツインとキングが用意されています。
ただし、ベッドが柔らかいので、キングだとそれぞれの動きが他の人に伝わりやすいです。
ツインの方が熟睡できるでしょう。

オプションで、クラブラウンジアクセス権がついたプランも販売されています。
3万円強追加料金がかかります。

価格

実際の宿泊時の料金(総額)を、参考までに記載しておきます。
宿泊人数:大人2名、添い寝子供1名
客室:デラックスツイン
プラン:朝食付、1日5,000円のホテルクレジット付
一休ダイヤモンド会員特典:3,000円のホテルクレジット

2023年12月26(火)~29(金)の3泊:193,548円(64,516円/泊)

インバウンドが本格的に回復する前だったことと、9月に早めに予約したこともあり、比較的安く泊まれました。
また、先述したように「一休ふるさと納税」で9万円分のクーポンを獲得していました。
それも考慮すると、実質10万円くらいです。
ホテルクレジット付きプランで3泊したので、一休ダイヤモンド会員特典も合わせると18,000円分ついてきました。

私は「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を持っているので、当時Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を持っていました。
部屋のアップグレード特典があるのですが、年末の繁忙期で空きがないとのことでした。
そもそも、OTA経由(今回は一休)での予約は対象外なはずです。

現在は「プラチナエリート」なのですが、スイートも含めたアップググレード特典がついています。
また、朝食やクラブラウンジアクセス権も付帯するので、プラチナ以上だと公式サイトからの予約の方がお得になる傾向が強いです。

なお、マイルへの還元率が異常によいというメリットもあります。
毎回沖縄へのフライトは、無料です。
溜まったポイントをJALのマイルに変更後、ジェットスターの特典航空券に変えています。

ご興味のある方は、以下のリンクから申し込むと「6,000ポイント」通常よりも加算されます。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの紹介特典を見てみる

ホテルでは、家族も「Marriott Bonvoy」への登録を勧められます。
これは先ほどご紹介したクレジットカードではなく、ポイントプログラムです。
入会すると、数千円で販売されているバッグがもらえたりするので、ぜひホテルで入会しましょう。

私たちの時は、ビーチバッグでした。
大容量でしっかりしているので、重宝しています。

ホテル詳細

駐車場・エントランス・ロビー・フロント

駐車場

駐車場はホテルの地下にあり、無料です。
97室に対し108台分あるためか、満車で止められないということは一度もありませんでした。

駐車場内からホテル内には、直接エレベーターで上がれます。
また、ホテルの方が車の出し入れを行なってくれるバレーパーキングサービスが無料で付いています。
そのため、エントランスでの乗り降りも可能です。
また、都度ミネラルウォーターを車内に置いてくれていました。

ただ、駐車場が近いので、私たちは自分たちで乗り降りしていました。
ハレクラニのように、駐車場が屋外で広大な場合には便利です。

エントランス

エントランス前ゲート。駐車場へは、もう少し下に別の入り口があります。

「万国津梁館」という大きな交差点に大きく看板が出ているので、見逃すことはないと思います。
許田インター方向からの場合、右折するとブセナテラス、左折するとリッツやオリエンタルホテルがあります。
坂道をしばらく登っていくと、左手に見えてきます。

エントランス。

先述した通り、バレーパーキングサービスが付帯しているので、そのままエントランスに車をつけます。

エンタンス横の滑り台とブランコ。いずれもやけに滑りが悪かったです。
エントランス横にトゥクトゥク。

確か土日のみの運行だったように思います。
以前それを知らずに乗れるか聞いたところ、ドライバーを手配してくださり、翌日には乗ることができました。

その時のことは、別途記載します。

エントランスからレストラン「グスク」前のテラスまで見通せます。

ロビー

バレーパーキングサービスを待つスペース。右側ではゴルフクラブの受け渡しも。

エントランスから入ると、天井の高い開けた空間が目に飛び込んできます。
繁忙期には、チェックインがフロントではなくこちらで行われることもあります。

Marriott Bonvoyのアプリを入れておけば、事前にオンラインチェックインも可能です。
2021年のコロナ禍では、ガラガラだったためフロントで手続きを行いました。
2023年末は混み合っており、こちらのエントランスで手続きました。

なお、チェックアウトもアプリで行え、支払いも登録のクレカで可能です。
そのため、チェックアウト時は一声かけるだけで一瞬で終わります。

クリスマス前後には巨大なツリーやリースが。
水をたたええた庭。
夜はライトアップされていました。

フロント

フロント。

繁忙期のチェックインは、少し待ち時間がありました。
ウェルカムドリンクなどをいただきながら待ちます。

ここで先述した、Marriott Bonvoyへの登録を勧められます。

左が初回2021年、右が2回目の2023年。

同時に、娘にミニバッグをプレゼントしてくれました。
初回は、リッツのロゴと文字が入ったアヒル隊長もついていました。

客室への道中。

ホテル内には、至る箇所で「水」の流れを感じられるようになっています。
これは、古来より聖地とされ崇められてきた水の湧き出る場所(うなー)がモチーフになっているとのことでした。

客室への道中。

客室

初回はカバナ、2回目はデラックスツインに泊まりました。
初回はやわらかいベッドで0歳の娘が何度も起きてしまうハプニングがあり、寝られず疲労困憊でした。
そのため、カバナはほとんど写真が撮れていません…。
ここでは、2回目のデラックスツインをご紹介します。

重厚なドアを開けるとちょっとした空間があり、いきなり部屋が目に入らない構造になっています。
直進すると目の前にドアがあり、トイレ、洗面所へとダイレクトにアクセスできるようになっています。

横に折れると客室が広がります。

ベッドはシーリー製で、ふわふわです。
初回はそれが仇となり、眠りの浅い娘が何度も目を覚まし、都度寝かしつけをするということが毎晩行われました。
数日で帰りたくなるほど睡眠不足となりました…。

その経験を通して、子連れでのホテル選びは別物と痛感し、このブログを書き始めました。
しかし二度目には娘も成長していたため、問題なく熟睡できました。

沖縄の漆工芸品をモチーフとしたティーキャビネット。ミネラルウォーターまでデザインが統一されていて素敵。
洗面所。

タオルは、余るほど十分な数を用意してくれています。
サステナブルにも積極的ですが、箇所によってゲストの快適さを優先するなどメリハリをつけています。

左手にバスタブ、右手にシャワーブースとトイレがあります。

シャワーブースとトイレに続くドア。
アメニティ。
アメニティ中身。

アメニティは、「YUME JIN」のボタニカルスキンケアセット。
今帰仁で育まれた、オーガニックハイビスカスのエキスを配合したものだそうです。
今帰仁から美ら海水族館に向かう道中に、実店舗があるのを見かけました。

バルコニーからの眺め。

バルコニーには、テーブルセットが置かれています。
低層階でしたが、海までしっかり見えます。

私のは使い過ぎて、少しくたびれています。

クローゼットにはサンダルが、娘の分まで含めて置いてありました。
持ち帰りも可能で、いまだに初回いただいたものをあちこちで活用しています。

清掃は、毎日行われます。
ターンダウンサービスもあり、その際にもゴミの回収やタオル・ミネラルウォーターの補充がなされます。
実質二度整えられています。

食事

朝食、アフタヌーンティー、インルームダイニングを利用しました。
分けてご紹介します。

朝食

朝食付きプランを選択しました。
朝食有無のプラン価格差は大人2名で6,000円前後です。

現地での朝食ビュッフェは、大人1人6,000円程度のようです(2名で12,000円)。
あらかじめ朝食付きプランにした方が、6,000円ほどお得です。
また、先述したようにリッツ・カールトンの朝食は、次元が違うおいしさです。
朝食付きにされることを強くお勧めします。

食事は、ホテルのランクが最も大きく現れる箇所と言っても過言ではありません。
それは価格帯が大きく影響するためです。

部屋や施設はどの価格帯のホテルでも、一度作ってしまえばいつかは回収できます。
そのため、ある程度豪華にできます。
一方食事の量やスタッフの数は、宿泊客に応じて変動します。
そして、その上限は価格帯によって違います。

食事で言うと、上限が低いと良い食材は使えません。
食ロスにつながるため、品数も絞らざるをえないでしょう。
また、手のかかる料理は、人手がかかるので避けたいものです。
その点、リッツ・カールトンのように最も高価格帯のホテルは、かけられる上限金額が大きいのです。

以上の理由により、価格に対していい部屋は割と見かけるのですが、食事ではほとんど経験できません。
これらの理由を差し引いても、リッツの食事はとても美味しいので、ぜひ体験してみてください。

朝食の会場は「グスク」です。
現在の食べログスコアは3.66ですが、宿泊当時は3.7を超えていました。
沖縄本島では3.7以上のお店は、10店舗しかなく上位0.1%です。
3.6以上でも82店舗なので、1%以下となります。
※2024年夏頃の独自調査結果

8~9時は予約不可ですが、それ以外の時間は予約もできます。
私たちは予約しませんでしたが、待つことなく入店できました。

ガラス張りの明るく広い空間で、ゆるくゾーン分けをしているように感じました。
手前側が小さな子連れファミリー、奥に大人といった具合です。

子供用の椅子完備。

子供用の椅子はストッケです。
娘は0歳の時にリッツで体験したストッケを気に入ったようで、自宅にも導入しました。

ラグジュアリーホテルに多いですが、一杯目のドリンクはテーブルで注文します。
おそらく出来立てを提供するためでしょうか。
カフェ類も非常にクオリティが高いです。
もちろんおかわりもできますが、少々時間がかかります。

ドリンク類。果汁100%の搾りたてドリンクが瓶づめされています。
沖縄料理。
和食コーナー。
パン類。

どの料理も、明らかに他のホテルとクオリティが違うことがはっきりわかるでしょう。
しかも毎日メニューが変わり、ゲストに飽きさせない工夫がなされています。
これだけ手の込んだ料理を、毎日変更するのは本当に大変だろうと思います。

いずれも美味しいのですが、パンは感動ものです。
特にチョコデニッシュがあまりに美味しかったので、毎日食べ過ぎてしまいました。

また、娘がリッツの海苔を大変気に入っており、大量に食べていました。
海苔もホテルの価格で大きく差がつくなと感じます。
通常のホテルはビニールに入った一般的な海苔ですが、ラグジュアリーホテルは和紙の袋に入っており、明らかに分厚く漆黒です。

朝食に関しては、どこをとっても最高です。
他のホテルの朝食がしょぼく感じることだけがデメリットです笑

グスク前のテラス。朝はヨガが行われていました。

アフタヌーンティー

宿泊時、二度ともアフタヌーンティーを利用しました。
初回がとてもいい体験だったので、二度目の妻の誕生にも利用しました。
「Lobby Lounge&Bar」でいただけます。

店内。一枚板のテーブルが美しい。
ここも天井が高く、開放的でした。

店内は全面ガラス張りで、目の前のゴルフ場とその先の海が見え、とてもよい景色です。
都内におけるアフタヌーンティーは高騰しており、1万円近くします。
その中で6,000円(税サ込)という価格は破格。

しかもリッツで、この贅沢な空間です。
いつも空いているのが不思議なくらいです。

娘0歳の時。はいんはいんを食べています。
初回。
二回目。

当然かもしれませんが、全品違いますね。
私は「セイボリー(一番下段の塩気のある食べ物)」があまり好きではないのですが、こちらのものは沖縄感があり楽しくいただけました。

リッツブランドを象徴するライオンがかっこよい。
なんちゅう生意気な座り方…
子供用メニューの「おにぎりセット」。色合いがきれいです。
妻の誕生日記念。

かねてから「花束をもらったことがない」と言われていたので、誕生日にプレゼント。
事前にホテルの方と相談し、イメージを伝えて何パターンかご提案いただきました。
花に無知な私でも決めやすいように誘導してくださり、それでいてちゃんと自分で決めたと思える範囲を残してくれました。
大変ありがたかったです。

端の席を用意くださっていました。
テラス席もあります。景色が素晴らしい。
夕暮れ時も美しい。

インルームダイニング

沖縄そば。分厚くやわらかい三枚肉がポイント。

外に食べに行くのが面倒になった日があり、インルームダイニングを利用しました。
混み合っていたようで、注文から提供まで1時間程度かかるとの案内。
実際ちょうど1時間くらいかかりましたが、先にシャワーなど済ませていたので問題なし。

ただ、娘のおにぎりセットが間違えられていたのは残念でした。
もう1時間待つのは大変なので、そのままいただきました。

少し高いですが、美味しいのと部屋から出ずに済む利便性は最高です。

その他館内施設

大浴場

大浴場はありません。
部屋もバスタブとシャワーブースが分かれているので、洗い場はありません。
ここは子連れ長期滞在だと、やや不便な箇所です。

プール

屋外プール。

営業は4〜10月です。
初回はカバナルームに宿泊したので、部屋からダイレクトにアクセスでき大変便利でした。

インフィニティープールっぽいのですが、目の前のゴルフ場しか見えません。
やんばる風の趣があるので、一味違った良さはあります。

タオルなども常時置かれています。
0歳時。たぶん初プール?
屋内プール。

屋内プールは年中利用できます。
16歳未満の子供は、17:00までの利用です。

やや深めなので浮き輪などを持参した方が安心かと思います。
先述しましたが、非常に清潔で気持ちよく利用できます。
スタッフが常駐しており、タオルや水が頻繁に補充されていました。

周囲はやんばるっぽい雰囲気。窓の結露も相まって、東南アジアに来たような錯覚を覚えます。
貸切状態。3歳間近のこの頃には、プールに何時間も入るように。
スパ棟へと続くトンネル。

プールのあるスパ棟は、独立した建物です。
ホテル棟を出てすぐにトンネルがあるのですが、抜けると「やんばる」の世界に様変わりします。
スパ棟まで、「やんばる」を感じさせる亜熱帯植物に覆われた小道が続き、テンションが上がります。

スパ棟入り口。娘が脱いでしまったビーチサンダルが落ちています笑
スパ棟内のジム。

売店

沖縄版リッツ・カールトンキャラクター「カリンちゃん」。

フロント横に、小さなスーベニアショップがあります。
売店というより、リッツグッズを販売しているショップです。

必要なものは、事前にコンビニや、すぐ近くのオリエンタルホテルの売店で購入する方が良いでしょう。

洗濯機

洗濯機もなく、ランドリーサービスの利用が基本です。

しかし、売店同様近くのオリエンタルホテルの洗濯機を利用していました。
ただし、一体型ではないため、洗濯が終わり乾燥機にかけるまでは付近にいる必要があります。

キッズスペース

キッズフレンドリーではあるのですが、キッズスペースはありません。

その他

ライブラリー

ドリンクや本、ボードゲームが置いてあるスペースです。
誰でも利用可能です。

トゥクトゥク

先述したエントランス横に止まっているトゥクトゥク。
依頼すると、周辺道路を通りビーチまで行ってくれます。
沖縄の潮風を浴びながらの疾走、気持ちよかったなー。

元々バイク好きな私。
風を受けながら複数人乗れるトゥクトゥクに魅了され、かなり本気で購入を検討しました。
が、すでに車2台が駐車場にあり、うち一台は月に2回ほどしか乗っていない状況。
泣く泣く断念しました…。

思いの外スピードが出るので、帽子などが飛ばされないように注意。
近くのビーチで記念撮影。
ビーチで記念撮影。
エントランスで撮影。

まとめ

Good or NotGood?

Goodです。
理由は以下の通り。

  • ホスピタリティが最高
  • 朝食が美味しすぎる
  • 天井が高く、グスク感を強く感じられる建築
  • VeryGoodでないのは、高いから

再訪ある?

もちろんありです。
実際すでに二回泊まっています。

しかし、最近はコンドタイプのホテルの方が娘が喜ぶので、もう少し大きくなってからと思っています。

予約

マリオットグループはベストレート保証をしています。
したがって直接予約が一番安いはずなのですが、朝食やホテルクレジットがつくとOTAの方が安かったり足ます。
朝食とクラブラウンジアクセス権がついてくる、「プラチナエリート」資格をお持ちなら直接予約が良いでしょう。

一方「ゴールドエリート」までなら、楽天トラベルやじゃらん、一休.comなどのOTA経由の方がお得なことが多いです。
以下に簡単な特徴を記載します。

【楽天トラベル】
・メリット
 -「5と0のつく日」やスーパセール開催時は最安値となる宿が多い
 -他の楽天サービスも利用していれば、ポイント還元率が高い
 -掲載施設数が最多
・デメリット
 -セール時期以外は最安値でないことも多い
 -キャンペーンの適用のために申し込みが必要だが、かなり煩雑で抜け漏れが発生しかねない
 -掲載数が多すぎて、自身にあった施設を選びづらい

【じゃらん】
・メリット
 -スペシャルウィーク中は安い
 -掲載施設数が多い
・デメリット
 -最安値になるケースは少ない
 -割引にはクーポンの取得など申し込みが必要だが、煩雑で抜け漏れが発生しかねない

【Yahoo!トラベル】
・メリット
 -ほぼ常時10%offしており、いつでも最安値付近で予約できる可能性が高い
 -割引の適用に申し込みが不要
・デメリット
 -ペンションや民宿など小さい宿の掲載は少ない

【一休.com】
・メリット
 -高級宿(だいたい1泊5万円前後がライン)は最安値だったり、特典が設けられていることが多い
 -ダイヤモンド会員であれば、さらなる豪華特典が得られる施設も
 -掲載が審査制で、相対的にいい施設しか載っていないため、選ぼやすい
・デメリット
 -カジュアル寄りの施設は掲載されていない
 -掲載されていても、カジュアルめの宿は最安値でないことが多い

以上の特徴から、おすすめできるサイトは人によって変わります。
・旅行日まで余裕があり、セール期間中に忘れず確実に予約できる方→楽天トラベルorじゃらん
・できるだけ安くで予約したいが、待ったり何度もサイトチェックしたくない方→Yahoo!トラベル
・高級宿or一休のダイヤモンド会員→一休.com

僕は二度とも一休.comで予約しました。
価格だけでも一度以下からご覧いただければと思います。
もし予算内であれば、予約してしまうことをおすすめします。
よほど人気のない宿でない限り、早ければ早いほど安い傾向にありますので。
宿は多くの場合一週間くらい前まではキャンセルもできますしね。

以上、リッツ・カールトン沖縄の宿泊記でした。
記事に書ききれていない部分で気になったことがあれば、是非コメントかSNSで連絡をください。
わかる範囲でお答えします!

では、皆様の沖縄旅行が少しでも快適で素敵なものになりますように…。


コメント

タイトルとURLをコピーしました