【ランニングアイテム】AppleWatchからGARMIN Forerunner165に変えた理由

ランニングアイテム
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本日は、GARMINのランニング用ウォッチである、Forerunnerについてお届けします!

習慣的にランニングをされていれば、GARMINのランニング用モデルForerunnerの購入を検討される方も多いのではないでしょうか?

Forerunnerは165,265,965と主に3つのモデルがあります。
価格も大きく違うため、どのモデルにするか迷われる方もいらっしゃると思います。

私は、AppleWatchからGARMINのForerunner165に乗り換えました。
その際、165と265で散々迷った上で、165を購入しました。
3ヶ月強使ってみて、165がベストな選択だったと確信しています。

この記事では、Forerunnerだからこそできること、そしてなぜ165に決めたのかを中心にお届けします。

私はダイエット目的で2023年10月よりランニングを開始。
次第に走ることが楽しくなり、現在はマラソンでサブ3を目指し月間300~350km程度走っています。

実力としては、ハーフで1:22:02。
先日の「ちばアクアラインマラソン2024」で記録しました。

4n5(しんご)

娘を溺愛するミドサーパパ。

【キャリア】
大学在学時に、家業が倒産し中退。
派遣社員として携帯ショップに勤務後、正社員となり不振店舗の立て直しに従事。
その後、株式会社一休に転職し、一貫して一休レストラン事業本部に所属。
3年目には新規事業本部にも兼任で所属し、事業部長として一休ふるさと納税サイトを立ち上げた。
4年目には一休レストランの事業本部長に。
2024年10月に退職し、地方創生系のスタートアップにジョイン。

【ランニング】
2023年10月より、ダイエット目的で17年ぶりにランニング再開。
中高では陸上部の中距離専門。
今はマラソンサブ3目標で、月間走行距離300~400km。
ハーフのベストは1時間22分。

【沖縄】
沖縄が好き過ぎて、20歳の頃から毎年沖縄詣。
4歳の娘も、既に6回沖縄を経験済み。
0歳の時に、これまでと同じ感覚でホテルを選び、途中で帰りたくなるほどの大失敗。
そのため、子連れでのホテル選びをサポートできる記事を執筆中。

【読書】
年に100冊程度、気になるジャンルをまとめて5冊前後ずつ読むことが多い。

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購入を検討したきっかけ

GARMINを購入する前は、AppleWatch4とRunmetrixを利用していました。
Runmetrixというのは、GPS内蔵のモーションセンサーです。
20種類以上の項目を計測し、フォームをスコアで表示してくれるものです。
これによりフォームを改善し、ランニングエコノミーを高めることができます。

この状況で、GARMINへの乗り換えを検討した理由は、大きく3つあります。

  1. 所持していたAppleWatchが、気温が低い時に勝手に電源が落ちるようになっていたこと
  2. AppleWatchのGPS精度が低く、明らかに実際の距離とズレが生じていたこと
  3. インターバルトレーニングの実施が難しいこと

1だけなら、AppleWatchの新しい機種を購入したと思います。
2に関しても、RunmetrixのGPSを利用していたので問題ありませんでした。
しかし、3がどうしようもありませんでした。

Runmetrixは、1kmごとのラップしか取れません。
そのため、例えば「400m×10本」のような練習メニュー時に、不都合が生じます。
当然ながら、きれいに1kmごとのスタートやゴールとならないためです。

仕方なく、インターバルトレーニング時には「Runkeeper」アプリのワークアウト機能を使っていました。
しかし、これはこれでいくつか問題が。

まず、AppleWatch単体だと上記1の問題が生じます。
つまり、GPS精度が低く、明らかに距離にズレが出てしまいます。
かと言ってiPhoneで計測すると、今度はWatch側は単なるリモコンと化し、インターバルに最適化された表示となりません。
例えば、インターバル間のリカバリー残時間が表示されず、唐突にスタートする羽目になります。

この辺りのRunkeeperの仕様は、以下の記事に書いてあります。

こういった問題から、ランニングに最適化されたウォッチの購入を検討し始めました。
Coros製品も選択肢にあったのですが、以下2点からGARMINの購入を決めました。

  • X上ではGARMINのスクショをアップしている方が多く、アプリのUIに馴染めそうと感じていた
  • GARMINはGPS製品専門の企業であること(GPS精度に課題感があったので、より重視しました)

Forerunner165 or 265

メーカーはGARMINに決めたものの、3種類の中からどれにするか迷いました。
購入を検討していた2024年8月時点で、すでに競技志向でした。
上記画像に従えば、965になります。

しかし、965はX上でもほぼ見かけず、フル2時間30分台の方でも265ばかり。
比較表を見ても、どう考えても使わなさそうな「地図表示」とか「リアルタイムスタミナ」の差しかない。
それでいて、265との価格差は2.5万円近くあります。
早々に965は捨てました。

比較表を見ていて、もう一つ気づいたことが。
「165も大差ないのでは…?!」
「これからランニングを始めたい エントリーランナー向け」とあるので、私の走り方とは大きくかけ離れていますが、冷静に比較します。
265との差は、主に以下3つです。

  1. GPS精度
  2. 「トレーニングがうまくいっているか」などの可視化項目の数
  3. 画面の大きさ

1に関しては、そもそもGPS精度が問題で買い替えるので、気になりました。
しかし、レビュー記事を読み漁った結果、マルチバンドでなくてもかなり精度が高いことがわかりました。

次に2つ目です。
165にない項目は「トレーニングレディネス」と「トレーニングステータス」です。
これらの指標によって、自身の動きを変えることはないだろうと感じました。
そのため、ここも問題にならず。

最後の3つ目です。
店舗で実物を見たのですが、十分な大きさだったので問題なし。
有機ELディスプレイなため、表示がきれいで視認性もめちゃくちゃ高く感じました。

1つ目のみ気になっていましたが、実際使ってみて全く問題ありません。
レース時のラップアラートが、周りの方とほぼ同じタイミングで鳴っているので、差は軽微だと思います。
また、以前使っていたAppleWatchと比較すると、めちゃくちゃ精度高いです(後述します)。

以上から、2万円の価値があるほどの差ではないと判断し、Forerunner165を購入するに至りました。

乗り換えたメリット

主に3点あります。

  1. 距離を正確に測れるようになったこと
  2. インターバルトレーニングに圧倒的に取り組みやすくなったこと
  3. 電池持ちがよく、充電回数が激減したこと

距離を正確に測れるようになった

ほぼ同じ場所で行った400m×10レペティション時のマップです。

AppleWatchは1本ごとに大きくずれてしまっています。
これにより、明らかに400mより長くなったり、逆に短くなったりしました。
設定タイムでこなせているかの判断がつかず、トレーニング効果の測定ができなくなっていました。

一方のGARMINは、ほぼ完全に1本の線になっています。
ここまでの差があるとは…。

マルチバンドでない、165でも十分な精度ですね。

インターバルトレーニングに圧倒的に取り組みやすくなった

LT走のワークアウト画面。

GARMINには「ワークアウト」という名の機能があります。
上記の画像のように、ステップの設定、距離、ペースなどを細かく設定できます。
具体的には、以下の項目が設定できます。

これが、jog以外のトレーニング時に非常に便利です。
また、トレーニング中のみならず、トレーニング後のデータ閲覧時にも助かっています。

トレーニング中

私自身が取り組んでいる、具体的な練習メニューで紹介します。
週に6日間、以下のメニューを順に行なっています。
そのうち、「★」をつけたもので「ワークアウト」機能を利用しています。
※それ以外のjogは決まったコースがあり、自宅発着でほぼ設定距離に達するので、ワークアウト機能は利用していません。

  1. ★1kmjog+15kmBU(ビルドアップ)走+1kmjog
  2. 15kmjog
  3. ★3kmjog+【LT5km+3km(4分レスト)】+3kmjog
  4. 10kmjog
  5. 25kmjog
  6. ★2.5kmjog+坂200m×10+2.5kmjog

例えば1のBU走ですが、GARMINの購入前はjog同様1kmごとのラップのみしか通知されない状況でした。
そのため、以下について気にしておく必要がありました。

  • ビルドアップするタイミング
  • ビルドアップごとの設定ペース

しかし、GARMINのワークアウト機能を用いると、いずれも不要となります。
まず、ビルドアップするタイミングについてですが、常に画面上に残距離が表示されています。
また、次のステップに進む際は、通常のラップアラートとは別にカウントダウンのアラートが鳴ります。
これで頭の中で計算する必要もないですし、間違えることなく次のステップに進めます。

次に設定タイムですが、これも同じく画面上に表示されています。
さらに、設定ペースより速かったり遅かったりすると、リアルタイムでアラートが鳴ります。
つまり、4:00/kmが設定ペースである場合、4:10/kmや3:50/kmになるとそのタイミングでアラートしてくれます。
レペティションなど速いペースで走っている際は、できるだけ時計を見るなどの無駄な動きはしたくないものです。
その点、音とバイブで教えてくれるのは助かります。

トレーニング後

上の画像は、メニュー3番のLT走の結果画面です。
ウォームアップとLT走部分、レスト、クールダウンを分けて見ることができます。

GARMIN導入前は、1kmごとのラップとなるため、レストを無理やり1km単位にするなどの工夫が必要でした。
また、LT部分の合計タイムを出すのに、ラップを足し合わせるなどの計算も必要でした。
それらが不要になり、圧倒的に楽になりました。

以上のように、インターバルメニューを縦横無尽に組めるようになりました。
また、そのトレーニング中およびその後まで楽になるという、大きな効果が得られました。

電池持ちがよく、充電回数が激減した

AppleWatch時代は、毎日充電していました。
私のものが4と古い方だったことに加え、5年以上使っていたので電池が弱っていたという状況ではあります。
ただ、新品の時から2日に1回は充電していました。
おそらくAppleWatchユーザーの多くの方は、同じくらいの頻度ではないでしょうか?

その点、Forerunnerは電池持ちが異常に良いです。
週6日、1回あたり1時間はGPSが稼働するというハードな状況です。
その利用状況でも、週に2回の充電で余裕です。

充電する手間が減るだけでなく、電池残量を気にする頻度が減るのは、精神衛生的にも良いです。
そして、充電回数の減少は電池の劣化も遅らせられます。

乗り換えたデメリット

変える前は大きく2つ、気になっていることがありました。
しかし、思ったより問題にならなかったというのが実感です。
一方で、一つだけ明確に不便になったのはアラームです。

まず事前に懸念していたことの、一つ目ですが鍵です。
我が家はSADIOTのスマートキーを利用しています。
スマホで操作する鍵です。

このスマートキーは、AppleWatch用のアプリも用意されており、AppleWatch単体でも操作ができます。
当初「iPhoneを取り出すのは煩わしいのでは」と思っていました。
しかし、ほとんどの場面でiPhoneはすぐに取り出せる位置にあります。
すぐに慣れてしまいました。

もう一つはPASMOです。
スマートキーとほぼ同じなのですが、PASMOもAppleWatchで利用していました。
iPhoneを取り出す手間がかかるのを懸念したのですが、これもすぐに慣れました。
むしろ、左手につけたAppleWatchを右側の改札にかざすよりも楽なくらいです。

実際に使ってみて不便だと感じたのは、アラームです。
夏場は早朝にトレーニングしていたため、家族を起こさないようにAppleWatchのバイブアラームを利用していました。
iPhoneで設定でき、音が鳴らずバイブのみで起こしてくれるのです。

この機能が、GARMINとは同期しません。
GARMIN自体に同じ機能は設けられているのですが、時計本体でしか設定ができません。
これがなかなかに面倒です。
以前はiPhoneのアプリで設定できていたようなので、復活することを願っています。

その他で大きなことといえば、通知の類でしょうか?
これは思った以上にほぼ同じように表示してくれるので、全く問題になっていません。

購入した方が良い付属品

充電端子のキャップです。
GARMINの弱点は、この充電端子部分です。
ここが、汗などで腐食する故障が最も多いようです。
あらかじめキャップで覆うことで、故障のリスクを軽減できます。

上記の商品は、充電ケーブルもセットになっておりお得です。
元々付属しているケーブルは、コンセント側がタイプCです。
こちらの商品のケーブルはタイプBなので、より汎用性が高く重宝しています。

まとめ

以上、AppleWatchからGARMINのForerunner165に買い換えた経緯と、その時に調べたことをまとめてみました。
本記事が、購入を検討されている方の一助となれば幸いです。

ご不明な点があれば、Xなりコメントなりでご連絡ください。
それでは。

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